土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
夏季シーズンを乗り切るジャケットにオススメの生地のご紹介です。
今年はリアルな活動を再開されていらっしゃる方が多いことでしょう。
久々の現場はいかがでしょうか?
そして気が付けば、クールビズという言葉が聞かれなくなり、行き過ぎたカジュアル化からの揺り戻しが起こっているのにもお気づきかと思います。
そう、この数年で仕事服の価値観もかなり変化してきています。
わずか数年で結構な違いですよね。
とはいえ、そんなことを言われてもどうしようかと悩んでしまうばかりでは時だけが流れてしまいます。
ポイントはジャケットです。
パンツはリラックス出来るアイテムは引き続き使えますので、その上にいかにジャケットを羽織るかが今年の注目となっています。
そこで、今年の夏はジャケットを羽織りたいとお考えの方にセレクトして間違いない素材のご紹介。
ザックリ感のある素材
これを選んでみましょう。
サラリとしたスベスベの生地のアンコンジャケットをカットソーの上から羽織るとのは一味違う大人な印象になりますよ!
具体的にはこんな感じの生地ですね。

細番手の糸でツルツルした風合いとは真逆のガーゼのようなザックリした風合いが夏のジャケットとしてはかなり好印象になります。
実際はバリバリとした硬い感じではなく、ウールとリネンなどを混紡した素材でふんわりした優しい風合いが特にオススメです。
そして完成するとこんな感じです。


どうでしょうか?
ガーゼのようなザックリした生地感と多色の糸使いからくるこのムラが涼を感じませんでしょうか。
見た目と裏腹に軽い素材でもありますので、使い勝手も良好です。
久々にリアル活動が復活した今年はぜひ新しい着こなしにもチャレンジしてみて欲しいのです。
気分も一新、気分上々でビジネスに集中出来ますよ!
土方 洋
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