ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
ココアッソで扱う生地は基本的にどれも信用のあるお取引先から手に入れています。
国内にストックがあればそこから配送されますし、国内になければ当然海外からやってきます。

ボクは在庫を抱えることをしたくない人なので、都度都度注文しています。
在庫を売ることを目的にしたくないからですね。
そうではなくて、真に必要な一着は別にあると思っています。
この世には信じられなくらい膨大な種類の生地が存在しています。
いったいどれほどあるのか、ボクをはじめ誰もその全貌を知ることは出来ないであろう位の数が存在しています。
ボクでさえ今手元から数千は選べるのではないでしょうか。
その方が答えが出やすいですし、楽しいじゃないですか。
生地を見比べるだけでも一日過ごせます。
選択肢という縛りがない自由度が高いほうがオーダースーツらしくていいですよね?
- 物理的な距離が意味をなさない時代
今に始まったことではないですが、もはや物理的な距離を言い訳に出来ない時代ですよね。
何せ上の画像のスキャバルとかタイミング次第では数日でベルギーから恵比寿に届きます。
ロジスティクスが益々進化し、距離によるタイムラグがほとんどなくなっているのではないでしょうか。
アマゾン然りラクテンしかりで、当日配送までありますからね。
デリバリーをしていただける業者さんに本当に感謝です。
そして益々自動化が進み、仕分けから輸送まで全部機械が行えるようになると益々便利になるんでしょうね。
それで職が無くなるとかの話じゃないですよ。
より人が人らしく生活出来るようになるということです。
そして人が人らしく生きるために必要なのが、ボクの仕事だと思っています。
機械にはない感情が人にはある。
感性がある。
それを高めることが出来る服装を仕立てる。
益々ボーダーレスな時代だからこそ、世界中からタイムラグなしで正解な一着を導き出せるようになる。
そういう時代だからこその仕立屋でありたいかなって思うのです。
土方 洋
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