ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
オーダーメイドスーツの良さをどこで感じるのか?
カスタムスーツですから、色々と評価ポイントはあると思います。
自分好みの色柄の生地で作成出来る。
自分の好みのデザインで作成出来る。
自分の好みのサイズ感に出来る。
上げればキリがないですね。
その中で、オーダーメイドスーツを着ていることを周りに知ってもらいたい。
しかも、フツーの人ではなくて、かなり上級クラスの人だけに理解してもらいたい。
対等、またはそれ以上の相手に対して有効なワンポイントのカスタマイズがオーダーメイドだと出来るのです。
それが、エリ穴の手仕上げです。



ちなみに通常だと上のような感じになります。
エリ穴に限らずすべてのボタン穴は手穴で作成出来るんです。
しかし、通常はすべてミシンで作ります。
世の中オーダーメイドに限らずほぼすべてがミシンです。
理由は手間がかかり過ぎるのと、耐久性、使い勝手が悪くなるからです。
完璧なフルオーダーであれば手穴仕様でしょう。
ボクはそこまでしたくないので、ミシンを使います。
普段使うボタン穴に気を使いたくないからです。
すぐほつれてしまっては意味ないからです。
しかし、エリ穴は別ですね。
社章をつけないのであれば、効果が期待出来ますね。
これを気づく人はよほどの人です。
ほとんどの人は気づきません。
わかる人向けです。
それがわかる人にはそれが何を意味しているのかが理解していただけるはずです。
そして、自分と対等であることを認めてくれることでしょう。
オーダーメイドとはそういうモノなんです。
すべての人に必要ではないですが、これが必要な方がいらっしゃるはずです。
エリ穴を手穴仕様にしてみる。
より上のクラスに行くならば、試してみてもらいたいですね!
ただし、社章などを付けてしまうとまったく意味が無くなっちゃいます。
何にも付けないことが前提ですよ!
土方 洋
最新記事 by 土方 洋 (全て見る)
- ホームページを一新致しました! - 2025年12月1日
- ココアッソの周年祭イベントは12/7まで! - 2025年11月30日
- コートは訪問先では脱ぐだけじゃ足りない - 2025年11月29日
- まだまだ紙を使います - 2025年11月28日
- 和のテイストとコーヒーとオーダーと - 2025年11月27日


