こんにちは
スタジオ ココアッソ
代表の土方です
たとえば、スーツを作るにおいて、
どこの国の生地がいいのか?
ってご質問があります。
どのお国の生地がいいんでしょうね?
正直にお話すると、
どれも良い生地です。
悪いモノなんてないですよ。
ホントです。
近年の技術レベルは物凄くて、もう粗悪品と呼ばれるようなクオリティのものはないと思います。
それが、たとえ激安店の既製服でもね。
では、それを踏まえて、どの国の生地がいいのかって話です。
それは、
「その人のお立場、用途、目的にあっているか?」
ってことになります。
わたしが今扱うことが可能な生地では、
イタリア
イギリス
フランス
ドイツ
スペイン
スイス
ベルギー


左がイタリアのチェルッティ、右がフランス生まれのイギリス育ちのドーメル
などのヨーロッパ系から
中国
インド
そして、
日本

個人的に日本で最高の生地だと思っている葛利毛織
があります。
どれもすばらしいんですよ。
違いはどれだけコスト、手間をかけている生地なのかってことです。
少し前までは、お国柄が生地の特徴とかありました。
ツヤのイタリア、
ハリ、コシのイギリスとかね。
もうそういう時代じゃないです。
いまだにそれを価値基準にして、そのスペックを売りにしているテーラー屋さんもありますが、
というよりほぼすべてのテーラー屋がそれを売りにしてますけどねw
現実問題として、コモディティ化(均一化)が進んでるから、明らかに独自化している生地以外はそんなに違いはないです。

独自化の象徴といえば、たとえばスコットランド地方のハリスツイードとかね。
それらのスペックを求めてるなら、そのテーラー屋さんを利用したほうがいいです。
わたしの価値基準は、
「その人がもっとも輝くことが出来る、その人がもっとも活躍出来る」
ってことから選びます。
もちろんコスト、つまりご予算もありますでしょう?
だからゼニアなら間違いないとか思ってないワケです。
それぞれニーズに合わせて、
その中で、いろいろ選べますからね。
選ぶ楽しさもある。
あれこれ選んで、
妄想する。
もちろん、ちゃんとご説明もしますから、
安心してくださいね。
気になってきた?
気になるのは、欲しい証拠です!
まずは、ご連絡くださいませ。
土方 洋
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